自分の考えをイメージ化する手段としてマインドマップがある。
本記事では、マインドマップを語学で活用できるか検証してみた。
なお、ウェールズ語の説明は無い模様
マインドマップって何?
これがマインドマップらしい。
ウェールズ語って何?
以下を読んで、どうぞ。
マインドマップ化の為に使った材料
必要な教材は辞書のみ
(ウェールズ語・日本語辞書なんて)無いです。
それどころが、日本語で読めるウェールズ語学習書が2冊しかない。
(2019/9/22時点)
なので、仕方なく英語版を使うことになる。
私が使ったのは
Oxford社の「Modern Welsh Dictionary」という辞書
辞書の厚さはこれくらい
英語・○○語辞書を使う人は、頭が良い人に見えてしまう
ウェールズ語辞書の内容
見開きだとこんな感じ
アップするとこんな感じ。
例文がたくさんあるのが嬉しい。
おまけに、ウェールズ語で難しい「音変化」が全部表記されている。
(「音変化」を言語学的に言うと「変異」)
単語の前に付いている小さい丸が「音変化」を表している。
今回は使わなかったけど、
英語→ウェールズ語のページも紹介しておく。
ウェールズ語辞書をマインドマップ化してみた結果
やり方
以下のようにやれば、マインドマップっぽく作れる
1.頻出度の高い単語を探す
2.例文があれば、その単語をノートに書く
3.2.の単語の周りにマーカーで丸を付ける
4.簡単なウェールズ語例文にマーカーを引く
5.4.をノートに書き写す
6.5.の例文を3.とつなげるように線を引く
私の場合、以下ルールでマインドマップを作った
・単語=ピンク色
・英語=紫色
・ウェールズ語=その他の色
・補足説明=赤ペン
マインドマップの例
生まれて初めて作ったウェールズ語のマインドマップ
20~30ページくらい描いて慣れてきた時点でのマインドマップ
ちなみに、私は休日の一日半を潰して
ノート80ページにびっしりウェールズ語のマインドマップを作りました・・・
だって、マインドマップを作るのが面白くて夢中になったんだもん。
おかげでウェールズ語文法の全体をざーっと把握できた
(覚えたとは言ってない)
で、マインドマップは語学で役に立つの?
結論
マインドマップを作るだけでは役に立たん!
やっぱり何度も読まないとアカン!
それが「語学」やで!
そう結論付けた理由
マインドマップを作って、ハイ終わり!
の使い方では役に立たない。
マインドマップは、あくまでも辞書の中身を「理解」する手段。
普通の生活なら、「理解する」だけで十分だが、
しかし、語学の場合は「理解する」だけではダメ。
その後に待っているしんどい「暗記する」作業をこなさないと身に付かない。
マインドマップ商法に騙されるな!
大抵の人は何度も繰り返して覚える作業ができない。
だから語学が嫌になって止めてしまう人が多い。
だから、「楽して覚える方法は無いか?」と考える。
そこでマインドマップの出番です!
マインドマップの手法でノートに書けば、
あら不思議、外国語が覚えれる~
・・・なんて方法があったら、
今頃は日本人全員が10言語ペラペラじゃん!
まぁ、マインドマップを作った後で何度も繰り返して読めば
役に立つと思います。
でも、それはマインドマップが役に立ったのではなく
作った後の暗記作業を怠けずにやったアナタの「心」が役に立ったのです。
それだったら、別にマインドマップじゃなくてもいいじゃん!
いや、別にマインドマップがダメな訳じゃないけど・・・
語学に飽きたら、
たま~には気分転換に辞書をマインドマップ化してみたら?
っていう程度のオススメ度。
私がオススメするほどの勉強方法(メソッド)でもないですね。