アラビア語のキーボードを使えば、以下の文字も入力できる。
ـــــــــــــــــــــــــــــــ
横に長い黒線も、実はアラビア語の一部。
(音は無いけど)
前回の復習
アラビア語のイメージ
一般人が考えるアラビア語
「一般人が考えるアラビア語」をアラビア語で書くと以下。
اَللُّغَةُ الْعَرَبِيَّةُ كَمَا يَرَاهَا النَّاسُ الْعَادِيُّونَ
横に長い黒線もアラビア語です!
以下もアラビア語
ـــــــــــــــــــــــــــــــ
「ただの横棒じゃん!」
と突っ込まれそうだけど、↑はアラビア語の文字です!
一般人が考える「これもアラビア語です」をイメージするアラビア語は以下だよね?
هذَا أَيْضاً عَرَبِيٌّ
2つのアラビア語を比較してみた。
アラビア語は、右から左に向かって書く
書き方のイメージ
アラビア語は、↓みたいにクネクネして書くので難しそう・・・
هذَا أَيْضاً عَرَبِيٌّ
だけど、↓のアラビア語なら(母語を日本語とする)小学生でも書けそうでしょ?
ـــــــــــــــــــــــــــــــ
実際にアラビア語を書いてみよう!
横に長~い線を書こう!(提案)
ただし右から書いていってね!!!
横棒の長さはテキトーでOK
アラビア語の横棒
ـــــــــــــــــــــــــــــــ
は、理論上は無限の長さの線を引ける。
横棒の線を、どれだけ長く引いてもアラビア語の文字として成立する。
逆に、↓のように「超」短い横棒でもアラビア語の文字になる。
ـــ
↓もアラビア語
ــ
↓もアラビア語(しつこい)
ـ
↑は、PCで入力できるアラビア語横棒の最小の長さ。
これよりも短い横棒を書きたい場合、手書きで書くしかない。
(あとは、フォントサイズを小さくする方法もある)
横棒の線をつなげて書く
途中で線を区切らない!
以下はアラビア語
ـــــــــــــــــــــــــــــــ
だけど、真ん中を区切って
ـــــــــــــ ـــــــــــــ
のように書かない。
アラビア語書道で、芸術的な表現をする場合は
「あえて」アラビア語の横棒の線を区切る事もあるかもしれないけど・・・
アラビア語の文字を覚える段階では区切らない!
「ある文字」が来た時だけ区切る。
それ以外は区切ってはいけない!(戒め)
OKとNGの例
英語の場合、普通は「aaaaaaa」と書く。
わざわざスペースを入れて「a a a a a a」と書かないでしょ?
(デザイン的なレイアウトならアリだけど)
それはアラビア語も同じ。
↓のアラビア語はOK
ـــــــــــــــــــــــــــــــ
英語で言うと「aaaaaaaaaaaaaaaaa」みたいな書き方。
一方、以下のようにアラビア語を区切って書くのはNG
ـــــــــــــ ـــــــــــــ
英語で言うと「through」の単語の途中にスペースを入れて
「thro ugh」と書くようなモノ
↓もダメ
ـــــ ـــــ ـــــ
↓のように、点線で書いてもダメ
ـ ـ ـ ـ ـ ـ ـ
線と線の間のスペースを大きく開けてもダメよ♡
ـــ ـــ
横棒が一本貫くのが基本
アラビア文字の基本は
「横棒」を「右」から「左」向かって「1本だけ」貫いて書く
以下は、PCで「右」から ـ の文字を連続で入力している。
ــــــــــــــــــــــ
アラビア語の横棒をPCで入力する方法
過去に描いた記事
google翻訳サイトにアクセス
翻訳元となる、左側の言語を「アラビア語」にする
ちなみに、翻訳先の言語は何でもいい。
日本語でもいいし、英語でもOK
右下にあるキーボードのアイコンをクリック
以下の選択肢が出てくるので、
真ん中の「アラビア語」を選択
すると、アラビア語のキーボードが出てくる
翻訳元にアラビア語で文字を入れる
左側の翻訳「元」のテキストボックスをクリックして、文字入力できる状態にする。
その状態で「Shift」を押すと、アラビア語のキーボード配列が変わる
↑のキーボード配列の真ん中あたりにある「-」をクリックする
こ↑こ↓
すると、以下のようにアラビア語の横棒を出せる。
何度も「-」をクリックすると、横棒を左に向けて伸ばせる
アラビア文字の書き方~横棒の始めと終わり