「こころぴょんぴょん」のトルコ語訳を分析してみた

ニコニコ大百科にある「こころぴょんぴょん」の記事を見ると世界中の全言語に翻訳されている。

トルコアイスで有名なトルコの言語、トルコ語にも訳されている。

そのトルコ語はどうやって翻訳したのかを分析してみた。





「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」とは?

色々な言語で翻訳された「こころぴょんぴょん」を解読してみた

そもそもトルコ語って何?

トルコ語は主にトルコで話される言語。
話者人口は7000万人程度

googleマップ

トルコ語は、アラビア語から来た単語がとても多い

「こころぴょんぴょん」のアラビア語訳を分析してみた

昔のトルコ語はアラビア文字を使っていたんだけど・・・

1928年にアラビア文字を廃止して全部アルファベットに変わった。

 

文法は日本語とかなり似ている。

日本語と同じSOVの言語です。

「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」のトルコ語訳


Ah^~ Kalbim atlıyor^~
アハ~ カルビム アトリュヨル


トルコ語の発音方法

基本はローマ字読みでOKです。

トルコ語はほぼローマ字読みできる。

ローマ字読みできる言語は他にもたくさんあるので、別に珍しくないが・・・

「こころぴょんぴょん」のエストニア語訳を分析してみた

「ı」=「ィウ」

トルコ語には、「i」の上の点「・」が消えた文字「ı」がある。

「ı」「イ」の口で「ウ」と発音する。

「ı」を無理やりカタカナ読みで書くと「ィウ」になる。

atlıyor=アトリヨル




トルコ語を分析するとこうなる

「Ah」=「あぁ」


Ah^~ Kalbim atlıyor^~
アハ~ カルビム アトリュヨル


「Ah」は感嘆詞

日本語の「あぁ」に相当する。

「Kalbim」=「私の心」


Ah^~ Kalbim atlıyor^~
アハ~ カルビム アトリュヨル


「Kalbim」

「kalbi(心)」+「m(私の)」

に分解できる。

 

「kalbi」「心」を意味する名詞。

何故か「対格(~を)」の形になっている。

「accusative」対格です。

トルコ語 kalp

名詞「kalbi(心)」の後に「m(私の)」がくっついている。

フィンランド語と似ているね!

「こころぴょんぴょん」のフィンランド語訳を分析してみた

「atlıyor」=「ジャンプしている」


Ah^~ Kalbim atlıyor^~
アハ~ カルビム アトリュヨル


「atlıyor」の元の形は

atlamak(ジャンプすること)

 

「atlamak「~amakの部分を

ıyorに置き換えると、現在進行形になる。

トルコ語 atlamak

 

ちなみに、トルコ語の動詞に人称変化は無いもよう。

トルコ語訳のまとめ


Ah^~ Kalbim atlıyor^~
アハ~ カルビム アトリュヨル


を日本語に直訳すると


あぁ~私の心がジャンプしている


今は「ジャンプしている」状態。

なので、「ぴょんぴょん」していると解釈できるね。