「こころぴょんぴょん」のアラビア語訳を分析してみた

ニコニコ大百科にある「こころぴょんぴょん」の記事を見ると世界中の全言語に翻訳されている。

ミミズみたいな文字と呼ばれているアラビア語にも訳されている。

そのアラビア語はどうやって翻訳したのかを分析してみた。




「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」とは?

色々な言語で翻訳された「こころぴょんぴょん」を解読してみた

アラビア語訳の修正版

「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」のアラビア語訳を修正してみた

そもそもアラビア語って何?

アラビア語は複数の国で話される言語です。

googleマップ

エジプトとかサウジアラビア、ドバイだけじゃないよ!

他にもたくさんの国でアラビア語が使われている。

話者人口は3億人以上で、世界から見てもメジャー言語。

 

にもかかわらず、アラビア語のあのミミズ文字のせいで外国人にとっては難解の言語のように見えてしまう。

その理由でアラビア語を学ぶのを敬遠する人が多い。

でも難解なアラビア語の文字の発音方法さえ理解すれば、あとは楽だよ!

「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」のアラビア語訳


~^قلبي^~ ينبض بشدّة
カルビー~ ヤナバド ビシャッダ~


ちなみにペルシア語やウルドゥー語もアラビア文字が使われている。

だけど、全く別の言語なので注意!

「こころぴょんぴょん」のペルシア語訳を分析してみた

「こころぴょんぴょん」をウルドゥー語へ翻訳してみた


例えると、同じ漢字を使う中国語と日本語みたいな関係ですね。

アラビア語の発音方法

←←←に向かって読む

アラビア語は右から左へ読む言語

・・・というのは日本人なら誰もが知っているね。

ちなみに←←←へ向かって読む言語として有名なのはアラビア語だけではない。

ペルシア語やヘブライ語も←←←へ向かって読みます。

「こころぴょんぴょん」のヘブライ語訳を分析してみた

アラビア語の文字を分解するとこうなる

アラビア語は文字をくっつけて書く言語としても有名。

そんなアラビア語の文を文字で分解するとこうなる。

なぜこのように分解できるのか?は以下記事を参考にしてね。

アラビア語の文の中にどんな文字が使われているか分解する方法

文字は子音だけ

アラビア語は母音を書かない言語です。

子音だけ読むと

QLB NBD BSHDD

になる

母音の発音は覚えるしかない

アラビア語の文字には母音が隠れている。

その母音は単語ごとに覚えるしかない。

母音も合わせて読むと

QALBI YANABAD BISHADDA

になる

これでアナタはアラビア語の文字から発音を導けました!

アラビア人はこんな風に文字を読んでいる事がお分かりいただけただろうか?



アラビア語を分析するとこうなる

「قلبي(QALBI)」=「私の」


~^قلبي^~ ينبض بشدّة
カルビー~ ヤナバド ビシャッダ~


「قلبي(QALBI)」は以下の2つに分解できる


قلب(QALB)「心」(男性名詞)
ي(I)私の


 

アラビア語 قلب

「ينبض(YANABAD)」=「心臓が鼓動する」


~^قلبي^~ ينبض بشدّة
カルビー~ ヤナバド ビシャッダ~


「ينبض(YANABAD)」は以下の2つに分解できる


ي(YA)私の
نَبَض(NABAD)心臓が鼓動する


「بشدّة(BISHADDA)」=「強く」


~^قلبي^~ ينبض بشدّة
カルビー~ ヤナバド ビシャッダ


英語で言う「Strongly」

ちなみに「بشدّة(BISHADDA)」「w」の部分を消して

「بشدة(BISHADDA)」と書いてもいい。

アラビア語訳のまとめ

「あぁ^~」以外の部分はOK


~^قلبي^~ ينبض بشدّة
カルビー~ ヤナバド ビシャッダ~


を日本語に直訳すると


私の心が強く鼓動している


アラビア語では「心がドキドキしている」と訳している。

でも「あぁ^~」の部分が抜けている。

「あぁ^~」が抜けている理由

ペルシア語訳みたいに、最初に「آه(AH)」を付けるべき。

実際にアラビア語の文字をパソコン画面から操作すると分かるのだが・・・

アラビア語と日本語が混ざるとキーボード操作がおかしくなる。

カーソル位置が意図しない場所へ移動したり、アラビア語文字が変わったりする。

こころぴょんぴょんのアラビア語訳をニコニコ大百科に貼り付ける時に、「آه(AH)」の部分をうっかり消してしまったのではないか?

と思います。