ポケモンウルトラサンムーンをイタリア語版でプレイしてみた

イタリア語でシナリオを進めてみた。

旅のメインポケモンは可愛いくさポケモンのチュリネ、トレディアを使った。
どうしても無理な場合は他のポケモンを使ってもOKっていう内容。




そもそもチュリネ、トレディアってどんなポケモン?

可愛い事に定評のあるポケモン

こちらが進化前のチュリネ。
イタリア語でPetilil(ペティリル)

チュリネ(Petilil)の貴重な進化シーン。
進化させる為にたいようのいし(Pietrasolare・ピエトラソラーレ)が必要

進化後のトレディアが以下
イタリア語でLilligant(リッリガント)

ポケモン図鑑に登録完了したよ!っていう画面
イタリア語でRegistrato・レジストラート

トレディア(Lilligant)の図鑑説明。
全然読めない。


La、gli、il = 英語のthe
di          = 英語のof (~の)
ha          = 英語のhave
bellezza    = 美しい?
necessita   = 必要?

この程度は分かるんだけどなぁ・・・



イタリア語でチュリネ・トレディアと旅をするイメージ

電気のぬしポケモンとの対戦

電気のぬしポケモントゲデマル(Togedemaru・トゲデマル)との対戦。

くさタイプの天敵、エアームド(Skarmory・シャルモリィ)に挑むチュリネの図。

チュリネからトレディアに進化させる直前のパーティ

ポケモンウルトラサンムーンは今までのポケモンシリーズの中でも一番難易度が高い。
チュリネ(Petilil)一人旅だと、さすがにクリアできない。

なので、チュリネ(Petilil)以外にも2匹のポケモンを使った。

それがゴースト(Haunter・アウンテル)とメテノ(Minior・ミニョル)


※イタリア語の「h」は発音しない

ゴースト(Haunter)

チュリネ(Petilil)だと、どうしてもぬしポケモンに勝てない。

ディフェンダー(Difesa X・ディフェーザ イクス)やスペシャルガード(Dif. Speciale X・ディフ スペシャレ イクス)をしても回復が追い付かない。

なので、他のポケモンの力を借りた。

それが自分のHPを半分減らして相手へ呪いをかけるのろい(Maledizione・マレディツィオーネ)を覚えたポケモン。

序盤ですぐに手に入るのはゴース(Gastly・ガストリィ)

ゴース(Gastly)にせんせいのつめ(Rapidartigli・ラピダルティリィ)を持たせてぬしポケモンへ挑んだ。


※イタリア語の「gli」は「グリ」ではなく「リィ」と読む

せんせいのつめ発動で無理やり先制を取ってのろい(Maledizione)でぬしポケモンを倒した。

メテノ(Minior)

実はチュリネ(Petilil)やゴースト(Haunter)だとスカル団のボス、グズマ(Guzman・グズマン)に勝てない。

グズマ(Guzman)は虫ポケモンを使ってくるのだが、最初に使うグソクムシャ(Golisopod・ゴリゾポッド)が鬼門。

グソクムシャ(Golisopod)のHPがある程度減ると自動で他のポケモンへ交替してくる。
すると、ゴーストがせっかくかけたのろい(Maledizione)が消えてしまう。

しかも次のアメモース(Masquerain・マスクェライン)もチュリネ(Petilil)では一発で倒れてしまう。

げんきのかけら(Revitalizzante)で何度もゴーストを復活させてのろい(Maledizione)をかける作戦もある。

だけど、それだとせんせいのつめ(Rapidartigli)に頼る運ゲーになってしまう。

なので、ゴースト(Haunter)以外で何か勝つ方法を探さないといけない。

そこで目を付けたのがいわタイプっぽいメテノ(Minior)

結論から言えば、捕まえたてのメテノ(Minior)一匹だけでもクズマ(Guzman)に勝てる。

何も考えずにげんしのちから(Forzantica・フォルザンティーカ)連発で勝てた。

いままで何度もリセットした苦労は一体何だったんだ・・・って思った。

チュリネからトレディアに進化した後

チュリネ(Petilil)だった頃はものすごく弱くて、道中に居る雑魚トレーナーや野生ポケモンですら苦戦した。

一戦ごとにポケモンセンターへ戻って回復、という有様だった。

だけど、チュリネ(Petilil)からトレディア(Lilligant)に進化すると、まるで厨ポケみたいに活躍した。

くさ技がこうかいまひとつでないポケモンなら1~2発で倒せる。

スゴイぞー!カッコいいぞー!

ゴルバット(Golbat・ゴルバト)とかエンニュート(Salazzle・サラッツレ)はどうしたかって?

相変わらずメテノ(Minior)に丸投げの状態だよ!!!

どくどく(Tossina)の技マシンを手に入れた時点

どくどく(Tossina・トッスィナ)の技マシンが手に入るのはストーリーの後半に入った辺り。

手に入る場所はエーテルパラダイス(Fondazione Æther・フォンダツィオーネ ァエーテル)


※Æはイタリア語には無い文字。
 Æ = A + Eの合成文字
 デンマーク語、ノルウェー語、アイスランド語で使われる文字

この頃になると、トレディア(Lilligant)もレベル50まで上がった。

エーテル財団のトレーナーが使ってくるオコリザル(Primeape・プリメアーペ)に対して、トレディア(Lilligant)のZワザで一発で落ちる。

左側のPOTEREZ(ポテレ ゼータ)がZ技。

草のZ技を使おうとするトレディア(Lilligant)

草のZ技はイタリア語でFloriscoppio Sfolgorante(フロリスコッピオ スフォルゴランテ)と言う。

キリっとするトレディアちゃん(Lilligantino・リッリガンティーノ)マジでかわいい


※イタリア語で「~ちゃん」は、単語の最後に「-ino」が付く

負けて悔しがるエーテル財団のセリフ

現時点のメンバー

がくしゅうそうち(Condividi Esp. コンディヴィディ エスプ)をオンにしているから、トレディア(Lilligant)以外もレベルが勝手に上がる。

続き

ポケモンウルトラムーンをイタリア語でクリアしてみた(文法解説付き)

で、ポケモンをイタリア語でやるのって難しいの?

シナリオクリア程度ならイタリア語でも余裕

初見プレイでいきなりイタリア語をやると少し難しく感じるかもしれない。
だけど、日本語版で一度クリアした経験があればイタリア語版でも難なくクリアできる。

イタリア語版でプレイして一番困るのがポケモンのわざ名。

だけど、それは戦闘アニメをONにすればいい。
技の映像を見ればすぐに何の技が分かる。

だけど、どうしようもないのが映像には出ない言語情報。

例えば「もうにげられない」とか「こうかはないようだ・・・」とか。
そういう細かい情報が分からなくて、何故技が効かないのか?が分からない事はよくある。

だけど、シナリオクリア程度ならそこまで神経質にならなくていい。

単純にレベルを上げて強いわざで殴る!
それだけで充分ですよ!

イタリア語が読めなくて酷いミスをした経験

チュリネ(Petilil)が新しい技を覚える度に、「この技って日本語でなんて言うの?」で困ったことがある。

そういう時はネットで調べればすぐに分かるのだが・・・

元々、チュリネのレベルアップ時にギガドレイン(Gigassorbimento)を覚えさせるつもりだった。

だけど、イタリア語が読めなかったので間違って「覚えるのを諦める」を選択してしまった。

しかも、その時がぬしポケモンとの長い対戦だったのでリセットするかどうかためらった。

まぁ、でも後で技を覚えなおせるでしょ?って妥協して諦めた。

そのおかげでトレディア(Lilligant)になっても未だに弱い技メガドレイン(Megassorbimento)を使っている。

それでもシナリオを進めるうえでは致命的にはなっていない。

ゴースト(Haunter)とメテノ(Minior)でなんとかなっているんだし、今後も大丈夫やろ
(適当)

ポケモン対戦を極めたい人は素直に日本語でやりましょう

ネットでのポケモン対戦みたいなガチのレベルになると、戦闘中の細かい言語情報も知る必要がある。

映像では分からない情報はどうしてもイタリア語で読まないといけない。

それなら、イタリア語を覚える時間とエネルギーをポケモン対戦論とかポケモン育成に力を入れたほうがよっぽとマシ。

人間は万能じゃないんです。
同時に2つ以上の事を極めるのは困難。

だから、極めるモノをどれか1つに絞る。
それ以外はキッパリと捨てちゃえ!

イタリア語とポケモンを両立しよう!っていう甘い考え方は捨てたほうが良い。

イタリア語を極めたいなら、ポケモンをガチにやるのは諦める!
逆にポケモンを極めたければイタリア語を必死に勉強するのは諦める!

それでいいと思います。