私がポーランド語の格変化を復習する時,
何度も間違えてしまう単語がある。
ポーランド語学習者が間違えやすい(と思われる)
名詞の格変化パターンを整理してみた。
そもそも「名詞の格変化」って何?
以下を読んで、どうぞ。
私がよく間違える格変化
ポーランド語の名詞における名詞の格変化は全部で14パターンある。
その内、私が格変化をよく間違えるのは8パターン
単数・生格
単数・与格
単数・対格
単数・前置格
複数・主格
複数・生格
複数・対格
複数・造格
以下4パターンは間違えにくい格変化だと思う。
単数・主格 (元の形)
単数・造格 (-emか-ąを付けるだけ)
複数・与格 (-omを付けるだけ)
複数・前置格 (-achを付けるだけ)
ただし、例えば「複数・生格」から「単数・主格」を導く場合は間違えるかもしれない。
なお、本記事では「呼格」の2パターンを省いた。
単数・呼格 (ルールがちょっと面倒)
複数・呼格 (複数・主格と同じ形)
ぶっちゃけ言えば呼格を覚えなくてもなんとかなる
単数形で間違えやすい格変化
単数・生格
ポーランド語学習者あるある
・aか?uか?で悩む
・「単数・生格」が正しく言えないと、それ以降の格変化も全部間違いになる
・時々、男性か女性か分からなくなる
単数・与格
ポーランド語学習者あるある
・uか?owiか?で悩む
・子音交替を忘れる
単数・対格
ポーランド語学習者あるある
・生き物じゃないけど何故か対格=生格
単数・前置格
ポーランド語学習者あるある
・eか?ieか?uか?で悩む
・考えなければならない子音交替パターンが多すぎて泣きそうになる
複数形で間違えやすい格変化
複数・主格
ポーランド語学習者あるある
・余計な子音交替をさせてしまう
・yか?owiか?aか?eか?で悩む
・女性名詞の格変化パターンはマジでどれか判断できない
複数・生格
ポーランド語学習者あるある
・分からなかったら、とりあえずów!
・eを付けるの?消すの?どっちなのか分からなくなる
・nocとpraca、okoとuchoはマジで混乱する
複数・対格
ポーランド語学習者あるある
・非男性人間なのに、人間男性と勘違いして対格=生格にしてしまう
・逆に男性人間なのに対格=主格にしてしまう
余談だが、ポーランド語とロシア語では「複数」・対格の扱いが異なる。
ロシア語の場合、生き物なら必ず対格=生格
一方、ポーランド語の場合は、男性人間のみ対格=生格
それ以外(女性人間、非人間)は対格=主格
つまり・・・
オスの動物が一匹の場合は対格=生格
オスの動物が複数の場合は対格=主格
という変な現象が起こってしまうのがポーランド語。
こういう複雑なルールがある為、
ポーランド語学習者は、複数・対格の形をよく混乱する(と思う)
頼むから、ポーランド語もチェコ語みたいに
複数形も男性・女性・中性でハッキリ分けてくれよ~
複数・造格
ポーランド語学習者あるある
・-amiを付けるだけの簡単な格変化だと思ったら罠があった
・子音交替させるか?させないか?はポーランド人に聞かないと分からないらしい
まとめ
間違えやすい格変化は何度も繰り返し覚えるしかない。
まぁ、頑張ろう・・・