コーンウォール語とウェールズ語の動詞活用は、かなり似ている。
まずは、頻度数が最も高い(と思われる)コピュラ動詞の活用を比較してみた。
(淫夢要素は)ないです
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コーンウォール語
「コーンウォール語」で画像検索するだけで、ワイが書いた↓の記事が検索上位に入ってしまうくらいマイナーな言語
ウェールズ語
こっちは「ウェールズ語」のキーワードだけだと見つからなかった。
「ウェールズ語 ぴょんぴょん」でggれば、検索順位トップになる。
紹介するコピュラ動詞
コピュラ動詞って何?
「~である」を意味する動詞の事。
英語で言うと「be動詞」
試しに「コピュラ動詞」で検索すると、なぜかヒンディー語が検索トップに出てくる。
2言語のコピュラ動詞は何?
コーンウォール語 → bōs(バウズ)
ウェールズ語 → bod(ボード)
英語の「be(ビー)」と似ているね
同じインド・ヨーロッパ語族だから、そらそうよ
コピュラ動詞の変化形を比較してみた
特に断りが無い限り「直説法」と考えて、どうぞ。
現在・短形
コーンウォール語では、短形と長形の区別がハッキリしているらしい。
ウェールズ語は、とくにハッキリした区別は無い。
強いて言えば、短形の方が日常生活で使われる
語尾に注目して↓を読んで、どうぞ。
語尾を見ると、なーんとなく似ている。
主語を上から順番に並べると↓のような感じ。
/v/
/z/、/t/
/u:/
/n/ 、/m/
/x/
/nz/、/nt/
あっ、そうだ(唐突)
コーンウォール語の人称語尾の語末にある s は /z/ と発音するゾ~
人称語尾の語中にある s は、そのまま /s/ と発音して、どうぞ。
現在・長形
ウェールズ語では、最初が母音 y(ア)に対して
コーンウォール語は 母音 y(イ),e(エ) の2パターンに分かれている。
半過去・短形
過去の状態「~であった」を表す。
コーンウォール語は 母音ē(アイ)、eu(ユー) ,e(エ),ō(オー)で始まっているのに対して、ウェールズ語は、母音 o(オ)と共通
でも語尾を見ると、なーんとなく似ている。
ちなみに「アナタ」の人称語尾は、どちらも同じ /x/ (喉奥から出すハ)
コーンウォール語のgh = ウェールズ語のch
半過去・長形
何度も言うが、語尾だけを見れば共通点が見えてくる。
/n/
/z/、/t/
/a/、/ð/
/n/
/x/
/nz/、/n/
コーンウォール語の「dh」とウェールズ語の「dd」は、どちらも/ð/(ズ)の発音
コーンウォール語のdh = ウェールズ語のdd
半過去+習慣条件時制
「もし~であれば」という条件を表す。
仮定法とは別だゾ~
先ほどの現在や半過去と比べると、↑の方が2言語間で発音が似ている。
どちらも全部、最初が子音 b で始まっている
コーンウォール語の最初の母音がe(エ)、ウェールズ語はy(ア)になっているのが大きな違い。
未来
一般動詞は現在形で未来を表せるのだが・・・
コピュラ動詞の場合は未来形専用の形がある。
コーンウォール語のyは母音「イ」(「ウ」と発音するケースもある)
ウェールズ語のyは母音「ア」
補足説明あるね。
コーンウォール語の動詞変化表にある「私」(1人称・単数)に付く人称語尾 -f は /hv/(フヴ) と発音する。
ウェールズ語の f は、常に/v/(ヴ)と発音する。
よって、「私」の語尾の音は/v/(ヴ)と共通する。
点過去(完了時制)
状態の過去とは別に、もう1つの過去形がある。
ある時点における動作が完了したことを示す時制
(完了形では)ないです
コーンウォール語は ē(アイ),eu(ユー),o(オ) に対して
ウェールズ語は û(イー), u(イ) (※「ウ」ではない)
ちなみにウェールズ語の「私」に対応する形 bûm(ビーム) は biim兄貴 と同じ発音
大過去
過去の時点で、動作がすでに終わったことを示す時制とか
これもうわかんねぇな。
コーンウォール語は ŷ(イー) に対して
ウェールズ語は ua(イア)の違いが目立つ。
接続法・現在
先ほど紹介したのは、「直説法」
それとは別に「仮定法(=接続法)」の区別がある。
「もし~であれば、~なのになぁ~」という回りくどい表現。
語頭は全て子音 b と共通している。
語尾をざ~っと見ても、かなりの共通点が見られるゾ~
/v/
/i/ 、/x/
/o/
/n/ 、/m/
/x/
/nz/ 、/nt/
接続法・半過去
「もし~だったら、~なのになぁ~」
という風に、過去の状態を仮定する表現
ウェールズ語の書き言葉に見られる 「ai」 のスペルは「エ」と発音する。
話し言葉だと、発音通りに「e」と綴る。
全体的に見ると、コーンウォール語は /e/ 、ウェールズ語は /a/ 寄りの発音になっている。
命令法
先ほどの直説法や接続法とは別の「法(mood)」
命令形は事実上「君」と「アナタたち」しか使わないのだが、全部列挙した。
「君は~であれ!」は、未来形の「彼」(3人称・単数)と同じ形になっている
「アナタたちは~であれ!」は、ウェールズ語だと未来形と同じ形。
コーンウォール語は 半過去+習慣条件時制 と同じ形になっている。
※未来形だと bydhoudh(ビズゥーフ)、母音が一か所だけ異なる。
変化表の比較を完走した感想
ぬわああん疲れたもおおおおおおん
超最終鬼畜迫真ぬわああああああんつかれたもおおおおおおおおおおおおおん
【悲報】まだコピュラ動詞しか紹介していない
一般動詞もあるんですけどね、初見さん。
例えば イクっイクっ♡ を意味する動詞も、コーンウォール語とウェールズ語で変化形が非常に似ている。
「私はイクっ♡」だけ見ても
コーンウォール語 → āf(アフヴ)
ウェールズ語 → af(アヴ)
ね?コーンウォール語とウェールズ語は似てるでしょ?
ひとまず、RTA 解説は終わり!閉廷!以上!皆解散!