ウェールズ語学習者が使っているブルトン語とコーンウォール語学習サイト(英語)を紹介してみた

マイナー言語であるブルトン語とコーンウォール語の学習を開始して一カ月になる。
色々試行錯誤した末に、使う学習サイトがある程度決まって来たので紹介する。

(一般人の需要は99.114514%)ないです




ワイが学んでいるマイナー言語の紹介

使われている地域

簡単に言うと


ブルトン語→フランス

コーンウォール語→イギリス


 

ちなみに、ブルトン語圏、コーンウォール語圏の旗は、どちらも白黒である。

ブルトン語

フランス語ガチ勢なら、たぶん「ブルトン語」の存在は知っているんじゃないかな?(適当

ウェールズ語学習者がブルトン語を学んだ時あるあるwwwを紹介してみた

コーンウォール語

トウモロコシの壁(Corn Wall)とは関係ない!

コーンウォール語の文字と音の関係を分かりやすく説明してみたゾ~

英語ガチ勢でも、コーンウォール語の存在なんて知らないと思うんですけど(名推理

ついでにウェールズ語も

「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」のウェールズ語訳を修正してみた

ケルト諸語で最もメジャーである言語は(たぶん)アイルランド語
その次がウェールズ語

ここまでの2言語は、日本語でも語学書が出ている。

(それ以外のケルト諸語は、日本語で書かれた語学書なんて)ないです

 

アイルランド語やウェールズ語に詳しい兄貴が学ぶようなマイナー言語。
それがブルトン語コーンウォール語だZE!

文字と発音の難易度

ケルト諸語で有名だと思われる4言語だけピックアップして
文字と発音の関係を、覚えやすい順に並べてみた。


ウェールズ語>ブルトン語>コーンウォール語>>超えられない壁>>アイルランド語


 

ウェールズ語は、ほぼ文字通りに読む。
(方言差?知らんな)

 

ブルトン語はウェールズ語通りではないけど、ほぼ文字通りに読める。
(リエゾン?知らんな)

 

コーンウォール語は、初見だと読めないスペルだらけ・・・
英語やデンマーク語みたいに、文字と発音に差がある言語

でも、アイルランド語ほどではないから・・・(震え声

ブルトン語の学習サイト

多分Kervarkerが一番早いと思います

Kentelioù brezhoneg(ブルトン語のレッスン)

 

のリンクを開くと,の画面になる

 

文字と発音の説明は無いので

Twitterとかで、日本語でブルトン語の文字と発音を紹介してる人が居る。
それを、ワイの方でまとめたのが(ウェールズ語学習者の視線)

ウェールズ語学習者がブルトン語を学んだ時あるあるwwwを紹介してみた

まずはで、文字と発音をさらーっと覚える。
スペルだけ見れば、フランス語に近いからね、ま、多少はね

発音を覚えたらレッスン1にイキますよ~

イクイク~ヌッ!

レッスン1はこ↑こ↓

 

Kentel(ケンテル) は、ブルトン語表記
英語だとLessonの意味

 

と言うか、このサイトはブルトン語で書かれたブルトン語講座だから…(震え声
ちょこっとだけ英語もあるんじゃよ

 

「Kentel 1」の所をクリックしたら、いかにも語学書らしい会話文のページに飛ぶ

こ↑こ↓が、ブルトン語の会話文ね!

 

あれ?英訳はどこ…ここ…?

(結論から言うと、英訳なんて)ないです

でも、心配無用!
今のgoogle翻訳には、ブルトン語も用意されているんだぞ!!

一同「な・・・なんだってーーー!!」

google翻訳 ブルトン語→日本語

 

ブルトン語の会話文をコピペしてgoogle翻訳に貼り付ければ、自動で翻訳してくれる
(たまにブルトン語ではなく別の言語と認識されることもある)

 

かがくのちからってすげー

 

え?機械翻訳だと訳が不正確だって?
そんなのブルトン語を勉強していけば、後で変な翻訳だと判断できる。

 

間違って覚えた日本語訳は、後で微修正していけば良い!
大切なのは、原文であるブルトン語の文法的な組み立てを理解する事ッ!

 

という訳で、ブルトン語学習サイトにあるブルトン語は全部google翻訳へぶち込みましょう。

(ちなみにgoogle翻訳にコーンウォール語なんて)ないです

Google翻訳にある言語を「全部」使って「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」を翻訳してみた

レッスン1つあたり5つのパートがある

サイトの右に、レッスンごとの学習リンク先がある

 

まぁ、普通に読み進めていけば次(Next)のリンクがあるんですが、それは・・・

 

5つのパート名も、全部ブルトン語。
日本語に当てはめると


Divizioù → 会話文
Gerioù → 単語(英訳あり)
Soniadouriezh → 発音
Yezhadur → 文法
Poelladennoù → 練習問題


オススメの学習方法

まず、2番目Gerioù (単語)で、新しいブルトン語単語の意味を覚える。

 

次に3,4番目Soniadouriezh(発音)Yezhadur(文法)でざーっとブルトン語文法をつかむ
リエゾンとかの発音ルールも、で覚えようね!

 

それが終わったら最後Poelladennoù(練習問題)で、google翻訳を使いながら短いブルトン語の文に慣れる。

 

上記が終わったら、最初Divizioù(会話文)に戻って、google翻訳を使いながら読むのが一番楽だと思います。

これでブルトン語学習サイトの紹介は 終わり!閉廷!…以上!皆解散!




コーンウォール語の学習サイト

日本語で書かれた先駆者兄貴が居るけど・・・

文字と発音の説明が無いのが致命的

コーンウォール語入門 (1) 名詞・定冠詞・形容詞・所有

 

なので、次に紹介する英語で書かれた文法書を読もう(提案

少なくとも、文字と発音を覚えてから先駆者兄貴のサイトを読むと学習しやすい(と思う)
初見だと、発音方法に苦しむコーンウォール語スペルがあるんだよなぁ~

今から50年以上前の古い文法書が一番早いと思います

1965~1972年に出版された語学書らしい。
その語学書をスキャンしてネットで無料配布している。

 

まずのリンクをクリックして、pdfを開く

Cornish Simplified (Smith).pdf

 

PCにpdfをダウンロードしておくと、次からはパッパと開けて楽だゾ~

文字と発音の説明はpdfのページ4~6

先ほどのブルトン語学習サイトとは違って、コーンウォール語の場合はしっかりと文字と発音の説明がある。

 

は50年以上前の時点での説明だから、今と発音が変わっている可能がある事に注意ゾ~

色々なコーンウォール語の学習サイトを見てみたけど、スペルや発音が統一されていないから・・・(震え声
まぁ、コーンウォール語はラテン語みたいにほぼ死語状態だから、正しい発音は気にしなくていい(多分)

ナナメのアルファベットがコーンウォール語

コーンウォール語も英語と同じアルファベットを使うから、読みにくい・・・
でも慣れだよ!慣れ!

の赤枠のように、ナナメ文字で書かれたアルファベットがコーンウォール語

 

その隣にあるカッコで囲まれた箇所(青枠)は、英語風に発音した時のスペル
(発音記号では)ないです

 

上記の例だと


kŷk (コーンウォール語のスペル)
(keek) (「キーク」っぽい発音)
flesh (新鮮な)


 

コーンウォール語の発音例となる単語はたくさんあるので、ノートに書き写しながら読み方の練習をする。
ブルトン語よりも文字と発音のルールが複雑なので、そこは覚悟して♡

コーンウォール語は、英語風に読むイメージで覚えよう(提案

文法はページ9以降を参照

発音の説明が終わった直後の説明文は、無視してOK
どー見ても初心者向けの内容ではないっす!

ウェールズ語学習者のワイですら、理解に苦しむのよーん。
(ウェールズ語の知識があってもコーンウォール語は読め)ないです

あと英語が母語じゃないからね、しょうがないね。

 

(pdfの)ページ4~6(発音の説明)が終わったら、次はページ9へイクぞー!

レッスン1つで1ページの構成

「Lesson 1.」とデカデカに書かれたページを読もう(提案

 

レッスン1つあたり1ページで構成されているので、学習ペースの管理がしやすい親切設計。

「Lesson 1.」は、定冠詞の説明らしい。

コーンウォール語の”an”が、英語の”the”に相当する。
まずは”an”の使い方を覚えましょうねー、っていう内容が書いてある。
全部英語だけど、全部コーンウォール語で書かれるよりはマシ。

最後に単語リストと練習問題がある

1つのレッスン毎の構成は以下


・文法説明
・単語リスト
・練習問題


 

レッスンの最後に、単語リスト練習問題がある。

 

文法説明を理解したら、単語と練習問題の例文も書き移す。
それを覚えて、コーンウォール語の例文を難なく読めるようになったら、次のレッスンへステップアップ!

 

・・・というのが、この語学書の使い方。

ちなみに、レッスンは全部で50個ある。

変化表等もあるけど

いきなり見ても何が何だか分からない・・・
ってなるので、最初の段階では無視でOK

pdfのp40に変化表あり

 

ウェールズ語学習者が、コーンウォール語動詞の変化表をざっと見た限りでは・・・
三人称・単数の人称語尾 “-ith”(イス)や“-odd”(オズ) が無いっすねー

ワイが暗記中のウェールズ語動詞の変化表を網羅してみた

その他、ウェールズ語と異なる点がいっぱいあるんだけど~
根本は似ているんじゃないかな(適当

 

これでコーンウォール語学習サイトの紹介は 終わり!閉廷!…以上!皆解散!

まとめ

3行目で

・日本人が知らないようなマイナー言語でも、無料で学べるサイトがある

 

・ブルトン語学習サイト
Kentelioù brezhoneg(ブルトン語のレッスン)

・コーンウォール語学習サイト(と言うか語学書をスキャンしたpdf)
Cornish Simplified (Smith).pdf

カレリア語も、ネットで探すと学習サイトが見つかった

え?突然のカレリア語?
ってゆーか、カレリア語って何?なに?

ってなる兄貴が全国に114514人居るハズ。

 

カレリア語は(日本人から見て多分)ブルトン語やコーンウォール語よりもマイナー言語だと思う
でも、ネットで探せば学習サイトがある。

カレリア語ーフィンランド語辞書で学ぶ例文~ellendiä(理解する)

ま、サイトによってカレリア語の表記ゆれがあるのは仕方ない。
(フィンランド側とロシア側でスペルが結構違う)

amazonで語学書をポチらなくても言語は学べる

今の時代は、ネットがあるんで・・・
(英語が読めれば)超マイナー言語でも学ぼうと思えば無料で学べる。

かがくのちからってすげー

日本語で書かれた〇〇語講座が無いのなら

俺が作っちゃえ!

って言う事をやるのが、ワイの生きがい。

 

超マイナー言語って、日本語で書かれたサイトすらHITしないんだよなー
じゃあ、ワイが作ったろか!

・・・という動機で、超マイナー言語講座を(日本語で)ブログ記事化するのが面白い。
他に誰もやらないからね、しょうがないね。

 

金にはならないけど、夢中になれて圧☆倒☆的に面白い取り組みだゾ~

ブルトン語とコーンウォール語講座も作りましょうかねぇ?
(実際に作るとは言ってない)