ニコニコ大百科にある「こころぴょんぴょん」の記事を見ると世界中の全言語に翻訳されている。
イタリアを超えたアドリア海の先の国の言語の1つ、クロアチア語にも訳されている。
そのクロアチア語はどうやって翻訳したのかを分析してみた。
目次
「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」とは?
そもそもクロアチア語って何?
クロアチア語はクロアチア・・・
だけではなくクロアチアの近くのセルビア、ボスニア、モンテネグロ等の国でも話される。
イタリアの近くだから、クロアチア語はイタリア語に近い言語だ!
と考えるかもしれない。
だけど、実はクロアチア語とイタリア語は全く異なる言語。
どちらかと言うと、ロシア語に近い言語です!
「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」のクロアチア語訳
Ah^~ Moje srce skakuće^~
アハ~ モィェ スルツェ スカクチェ~
実はセルビア語の
Ах^~ Моје срце скакуће^~
と全く同じ文になっている。
(文字が違うだけ)
クロアチア語の発音方法
発音はチェコ語と似ている。
「j」=「ヤ」
「j」は「ジャ」じゃないよ!
Moje=モィェ
「c」=「ツ」
「c」は英語やドイツ語の「ts(ツ)」みたいに発音する。
srce=スルツェ
「ć」=「チ」
「ć」は「c」を長く伸ばして発音する文字ではない。
「ツー」ではなく「チ」です。
skakuće=スカクチェ
クロアチア語を分析するとこうなる
「Ah」=「アハ~」
Ah^~ Moje srce skakuće^~
アハ~ モィェ スルツェ スカクチェ~
「Ah」は感嘆詞。
これはクロアチア語を知らない人でも分かるよね?
「Moje」=「私の」
Ah^~ Moje srce skakuće^~
アハ~ モィェ スルツェ スカクチェ~
「Moje」は、英語の「my」に相当する。
後に来る「srce(心)」が中性名詞なので、
「moj」→「moje」
へ変化している。
「srce」=「心が」
Ah^~ Moje srce skakuće^~
アハ~ モィェ スルツェ スカクチェ~
「srce」は「心」を意味する名詞。
正確には中性名詞・主格です。
「srce」が中性名詞・主格なので・・・
それに合わせて「moj(私の)」を「moje」へ変化させています。
「skakuće」=「彼はホップする」
Ah^~ Moje srce skakuće^~
アハ~ モィェ スルツェ スカクチェ~
「skakuće」は、英語で言う「he is hopping」と同じ。
英語以外の言語では、珍しく「ホップする」という動詞を使っている。
クロアチア語の動詞は、現在形で現在進行形(~している)も表せる。
動詞「skakuće(ジャンプする)」の主語は「srce(心)」
「心」が主語なので、動詞は三人称(he)の形へ変化している。
元:「skakùtati(スカクタティ)」
先:「skakuće(スカクチェ)」
クロアチア語訳のまとめ
Ah^~ Moje srce skakuće^~
アハ~ モィェ スルツェ スカクチェ~
を日本語に直訳すると
アハ~ 私の心がホップしている
もう一度言うが、英語以外の言語では珍しく「ホップする」と訳されている。
(他のほとんどの言語は「ジャンプする」と訳している)
クロアチア語はgoogle翻訳ではなく、人力で翻訳したのかな?と思います。