初めて外国語を学ぶならマイナー言語は止めとけ!まずはメジャー言語から!

英語の勉強はもう飽きたから、別の外国語も学びたいな~
と思う人にまずオススメする外国語は「メジャー言語」です。

「他の人とは違った言語を学びたい!」

という中二病的な理由でいきなりマイナー言語から学ぶと絶対に挫折する。
その理由を説明するよ!




そもそもメジャー言語って何?

「メジャー」=「主要な」

なんj民の大好きな野球にも「メジャーリーグ」があるよね?

その「メジャー」を日本語で言うなら「主要な」の意味になる。

それは野球だけではなく外国語だって同じ。

メジャー言語は、世界中の中でたくさんの人が話されている有名な言語の事だよ!

メジャー言語にはどんなモノがあるの?

ある人から

「外国語って例えば何がある?」

と聞かれた時,一般人が答えるような言語がメジャー言語です。

多くの人は以下のように答えるだろう


・中国語
・韓国語
・ドイツ語
・フランス語
・イタリア語
・スペイン語
・ポルトガル語
・ロシア語
・アラビア語


ここまでが一般人の限界。
ここら辺りの言語が「メジャー言語」と思っていい

アラビア語は果たしてメジャー言語と言っていいのかな・・?

じゃあマイナー言語って何?

「マイナー」=「主要ではない」

野球にも「マイナーリーグ」っていうのがあるでしょ?
「マイナーリーグ」は「メジャーリーグ」の下位ランクみたいなもの

それは言語だって同じ。

メジャー言語があれば、必ずマイナー言語もあるんだぜ!!




一般人が知らないような言語が「マイナー言語」です

話を戻す。

ある人から

「外国語って例えば何がある?」

と聞かれた時,ちょっとだけ物知りの人が回答できるような言語が「ややマイナー言語」です。

物知りの人の回答は以下になると思う。


・スウェーデン語
・オランダ語
・チェコ語
・ベトナム語
・タイ語
・インドネシア語
・トルコ語


更に・・・
語学マニアや言語学者の人しか回答しないような言語は「マイナー言語」です。

他にどんな言語があるのか知りたい兄貴は以下を読んで、どうぞ。

色々な言語で翻訳された「こころぴょんぴょん」を解読してみた

なぜメジャー言語から入る事をオススメするの?

「変わり者」は「マイナー」な事を好む

英語以外の言語を学ぶ人は「変わり者」です。
「変わり者」は他の人とは違う事をやるのが大好きなんです。

「変わり者」は「マイナー」な事がやりたい!
だから、

「他の人とは違った言語を学びたい!」

と思うのは当然。

「他の人とは違った言語」というのは、先程紹介したマイナー言語になるね。

マイナー言語は難しい

語学マニアの私から言わせてもらうと・・・

アナタが学ぶ言語がマイナーになればなるほど語学の難易度も上がる。

いやいや、
別にマイナー言語自体が難しいと言っている訳じゃないよ!

言語の複雑さは、世界中のどの言語でも同じ。
(そうしないと人は言語を使えないハズ!)

だけどマイナー言語になるほど、その言語の「説明内容」が難解になる。

言語の説明が難解だと、学習者は理解しにくい。

 


説明内容が分からない

→その言語のしくみが理解できない

→読めない・話せない

→難しい


 

だから、学習者にとって、マイナー言語は学びにくいんです。

なぜマイナー言語は説明が難解なのか?

アナタは図書館や本屋さんの語学書コーナーに行ったことがある?

そこで売られている本を眺めると、英語ばっかり・・・

そして、本棚の隅っこに英語以外の言語が置いている。

でも、大抵は中国語・韓国語・ドイツ語・フランス語だけ。
たま~にスペイン語やイタリア語も置いてある。

ちょっとだけ大きな本屋さんになるとロシア語も出てくる。

アラビア語はメジャー言語のくせに、かなり大きな本屋さんに行かないと手に入らない

マイナー言語の語学書は手に入りにくいんです!
言い換えると・・・・


マイナー言語は本の種類が少ない
→その言語を学ぶ人が少ない
→語学マニアや専門家向けに書かれる
→説明が難解になる


なので、マイナー言語の語学書は説明が難解になる。
(英語みたいに分かりやすく説明したマイナー言語の語学書なんて見たことないな)

でも、日本語で学べるマイナー言語はまだ恵まれた方。
本当に困るのは日本語の本すら無い場合!

そういう時は英語で書かれた語学書を探す必要がある。

しかしマイナー言語なので、英語で書かれた本自体が少ない
探すのが大変!

仮に、見つかったとしても・・

そんなマイナー言語まで学ぶ人はほぼ専門家に限られる。
なので、超~難しい英語で書かれているハズ

マイナー言語になればなるほど、学ぶのが困難になるんです。
言語自体の難易度はメジャー言語と同じだけどね・・・

これから語学を始める人はまずメジャー言語から

語学初心者のありがちな失敗例

昔の私の失敗例を「古典ギリシャ語」で紹介する。

「こころぴょんぴょん」の古典ギリシャ語訳を分析してみた

当時の私は、まだ語学の素人だった。
言語学の知識なんて全くなかった。

そんな私が、「そうだ!マイナーな古典ギリシャ語でも学んでみよう!」

と思って、Amazonで古典ギリシャ語の語学書をポチッ・・・とな

そして自分の家に古典ギリシャ語の本が届きました。
ここまでは順調。

そして古典ギリシャ語の語学書のページをめくる。


彡(^)(^)「最初の文字と発音の解説は簡単。楽勝や!」

彡(゚)(゚)「なんかちょっとだけ難しい発音記号の説明があるな。無視して次や」

彡(゚)(^)「文法は、まず動詞の現在形か。楽勝!」

彡(゚)(゚)「次は過去形。現在形とちょっとだけ違うんやな」

彡(^)(^)「次は未来形。ここも英語と同じ。楽勝やwww」


ここまでは順調。

ここからが本当の地獄だ・・・


(´・ω・`)「次はアオリストや希求法なんたらの説明だよ」
彡(゚)(゚)(・・・あおりすと?何や?それ?現在形と何が違うんや!)

(´・ω・`)「次は接続法みたいな説明だよ」
彡(-)(-) (接続法・・・?直説法?)←頭が混乱中

(´・ω・`)「次は完了体なんたらの説明に入るお」
彡(。)(;) (げえっ!動詞だけでもこんなにたくさんの種類があるの?)
彡(-)(-) (もう頭がごっちゃごっちゃで覚えきれない・・・)

(´・ω・`)「お次は曲用の説明な」
彡()()「」


という流れで私は古典ギリシャ語の勉強が嫌になった。

もうポイーって投げたわwww

 

・・・と言うのが、いきなりマイナー言語から学んだ語学初心者にありがちな失敗例です。

それは語学マニアなら誰もが通る道です。

まずは説明内容が易しいメジャー言語から学ぼう!

ある語学マニアからの名言を紹介する。


メジャー言語自体が易しいのではない。
言語の説明が簡単なんだ!


これから英語以外の外国語を学び始める兄貴はメジャー言語を選びましょう。

いきなりマイナー言語を選ぶと絶対に失敗する。
昔、「マイナー言語を学びたい!」という理由だけで古典ギリシャ語を学んでいた私のように。

もし、アナタが特定のマイナーな国が大好きでその言語を学びたい!
と思っている人はいきなりマイナー言語を学んでいいんだよ。

例えばグルジアという国が大好きだから、いきなりマイナーなグルジア語を学んでもいい。

「こころぴょんぴょん」のグルジア語(ジョージア語)訳を分析してみた

だけど、特にその国が好きだ!
というような強い理由が無い場合、まずはメジャー言語から始めた方がいい。

メジャー言語を学ぶと、自然とマイナー言語にも興味を持つ。

昔の私は中国語を熱心に学んでいた。
それがキッカケで広東語や台湾語にも興味を持った。
(あまり学んでいないけど)

「こころぴょんぴょん」の広東語訳を分析してみた

だからね、(英語以外の)メジャー言語をある程度学んで、

「マイナー言語も面白そうだなぁ~」

と感じたら、マイナー言語を学び始めていいと思う。

特に理由も無く、いきなりマイナー言語に飛びつくのは危険。

それだけはハッキリと伝えたかった。