なぜ、テトリスオンラインは「ポーランド」なんだろう?
これは、テトラーなら誰もが疑問になる事。
そういう人のために、テトリス記事のポーランド語版を紹介する。
目次
そもそもテトリスオンラインポーランドって何?
参考にしたポーランド語の記事
「テトリス」をポーランド語で書くと?
英語と同じ「Tetris」です
テトリスのポーランド語は「tetris」
スぺルが英語と全く同じ
しかも、読み方も同じ。
ポーランド語で読むと「テトリス」になる。
大体ローマ字読みでなんとかなる。
ちなみにロシア語だと「Тетрис(テトリス)」と書く。
「tetris」の活用
ポーランド語は、1つの名詞あたり単数形と複数形で合わせて「12通り」活用する。
(「~よ!」も含めると14通り)
テトリスの活用は以下。
ただし、「tetris」の活用はちょっと例外がある。
「tetris」は生物ではないけど、生物のように活用している。
(本来なら「~を」は、「~が」と同じtetrisになる)
テトリスの記事をポーランド語で読んでみよう!
「tetris」の単語が使われている文だけ抜き出した。
ほぼアルファベットの通りに読む。
英語だと、アルファベット通りに読まない単語が多い。
例えばcomeなら「コメ」ではなく「カム」と読む。
だけど、ポーランド語の場合、発音の例外はほとんど無い
書かれている文字の通りに読めばOK
ヴェ ヴジェシィニゥ 2014 ロク フィルムィ スレスホルト エンテルタインメント オラス テトリス ツォンパヌィ オグウォシゥウィ プラヌィ ナクレンツェニャ フィルム ナ ポトスタヴィエ テトリサ
上記のポーランド語で、英語に無い文字は4つ。
ł = ウ
ę = エン(語末では「エ」)
ポーランド語の「ł」については以下を参照。
ポーランド語の発音は以下に整理した。
ポーランド語の文章を読むならgoogle翻訳を使え!
ポーランド語の単語の意味はgoogle翻訳で一気に調べれる。
単語ごとに改行すれば日本語訳が出てくる。
正確な意味を調べたければ以下サイトがオススメ。
極論から言えば、ネットさえあれば誰でもポーランド語の意味が分かる。
辞書なんて要らないんですよ。
ポーランド語は「””」を使わない
次の文章を見てみましょう。
「„tetris”」の部分に注目してほしい。
シュテュタスヤ タカ ノシ ナズヴェ イデンティチュノン ヤク グラ、チュィリ 「テトリス」
ポーランド語で単語や文をカッコで囲む場合、英語みたいに「”tetris”」と書かない。
「„tetris”」と書く。
「””」ではなく「„”」を使います!
動詞は主語の性によって形が変わる
次はポーランド語の文の意味を見てみる。
ニェマル オト ポチョントク スフェゴ イストニェニヤ テトリス ビュウ ズヴィオンザヌィ ズ バタリアミ プラヴニュ ドテュチョンチュミ ティ グルィ
注目するのは「był(ビュウ)」
「był」を英語で説明するとbe動詞の過去形「was(彼は~だった)」に相当する。
更に言うと、「był」は主語が男性名詞の場合に使われる。
主語が女性名詞だと「była(ビュワ)」、中性名詞だと「było(ビュウォ)」になる。
こんな風に主語の「性」によって動詞の形も変わる。
名詞の形が変わると、「助詞」の意味も変わる
フクルトツェ ポ ポフスタニウ テトリサ ヴァディム ギェラスィモフ
Tetrisa = テトリスの
「Tetrisa」に注目。
そもそも「tetris」の活用は以下だったね。
「Tetrisa」は「tetris」に「-a」が付いた形になっている。
「tetrisa」は「の」か「を」、又は複数形の「が」の形になっている。
今回は文脈から「~の」だと判断できる。
よって、「Tetrisa」は単数形の「テトリスの」という意味になる。
英語と似た単語がある
ポーランド語は「一応」ヨーロッパ言語。
なので、英単語と似たポーランド語もいくつかある。
ヴ ミエンヂュチャスィエ ヴェルスヤ テトリサ ポト イベエム ペツェ オドニォスワ スクツェス フ スタナフ ズィエドノチョニュフ イ ヴィエルキエィ ブリュタニィ
「sukces(スクツェス)」に注目してほしい。
「sukces」は英語の「success(サクセス・成功)」に相当する。
英語の知識からポーランド語「sukces」の意味を予想することができる。
よく出てくるsię(シェン)は自分自身を表す
ポーランド語でよく出てくる単語が「się(シェン)」
日本語で言うと「自分自身に~する」みたいな意味になる。
「się」に注目してポーランド語を眺めてほしい。
グディ ラジェツカ ストロナ ドヴィエジャワ シェン オ ベスプラヴネィ スプシェダジュ プラフ ド テトリサ プシェス アンドロメデ
上記で「się」が使われているのは「dowiedziała się(ドヴィエジャワ シェン)」
「dowiedziała」自体は「見せた」という意味がある。
それに「się」をくっつけて「dowiedziała się」にすると「自分自身に見せた」
つまり「見つけた」という意味になる。
前置詞がある
英語には前置詞がある。
例えばin(~の中)とか、with(~と一緒に)等がある。
それはポーランド語でも同じ。
とりあえず「w」「do」「o」に注目してほしい
フ 1996
ロク ド ヴァルキ オ テトリサ ドウォンチュワ ザ テトリス ツォンパヌィ LLC(TTC)
前置詞の意味はこんな感じ
do = to(~へ)
o = about(~について)
先ほども説明したが、ポーランド語は「一応」ヨーロッパ言語。
なので、英語と同じ感覚でポーランド語を読めば意味がなんとなくつかめる。
関係代名詞もある
英語でも関係代名詞があったよね?
ある名詞の後に「that」を付ける。
「that」の後で、名詞の内容を詳しく説明する。
これが関係代名詞です。
ポーランド語でも関係代名詞が出てきます。
以下の場合、「która(クトゥラ)」が関係代名詞になる。
フィルマ、 クトゥラ ヴィヴァルチュワ オスタテチュニエ(フ 2001 ロク)プラヴァ ド ズナク ハンドロヴェゴ テトリス
この文章は「firma(フィルマ・会社)」が先行詞になっている。
その後に関係代名詞「która」をくっつけている。
そして、「która」の後の文は全部「firma(会社)」について詳しく説明している。
もっとポーランド語を読めるようになりたいアナタへ
ポーランド語は英語と似ている言語
テトリス記事のポーランド語版はどうでしたか?
なんか子音が多くて読みにくそうだな~
確かに、ポーランド語をパーッと見ると難しそうな言語に見える。
だけど、根本的な内容は英語と同じ。
google翻訳と単語の意味検索で大体の内容を理解できる。
これがポーランド語です。
深くポーランド語を理解したければ活用を暗記しよう
ポーランド語の活用は英語とは比べ物にならないほど複雑。
だけど一度活用を覚えると、Wikipediaのポーランド語記事がグッと読みやすくなる。
ポーランド語学習を活用暗記に限定すれば、2週間程度で覚えれる。
活用を覚えれば、単語を原形に直して調べる、というテクニックも使える。
活用なんて覚えなくてもいい!
たくさんのポーランド語を読めば、その内覚えれるでしょ?
と思っているアナタ!
活用を覚える一番の近道は「活用表を覚える」だよ。
ポーランド語の記事や本を読みたい人は、一度騙されたと思って活用を暗記してみよう!