一人あたりのGDPが世界一である事に定評のあるルクセンブルクの言語は何故か翻訳されていない。
なので私の方でルクセンブルク語へ翻訳してみた。
目次
「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」とは?
そもそもルクセンブルク語って何?
話される場所
ルクセンブルク語はルクセンブルクという「国」で話される言語です。
ドイツやフランスの地名ではありません!
地図を拡大すると・・・
ルクセンブルクはドイツ・フランス・ベルギーに囲まれた国であることが分かる。
ルクセンブルク語の由来
元々はドイツ語の方言の1つだった。
だけど、なんか色々あって「ドイツ語の方言」を「ルクセンブルク語」と呼ぶようになった。
特徴
基本はドイツ語が元になっている。
それをベースにフランス語の単語をごちゃ混ぜしたのがルクセンブルク語。
ドイツ語とルクセンブルク語をごちゃ混ぜにして会話しても簡単に通じます。
オランダの国旗とは微妙に違う
ちなみにこころぴょんぴょんのオランダ語は翻訳されている。
「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」のルクセンブルク語訳
Ah^~ mäin Häerz ass spréngt^~
アハ^~メーイン ヘアツ アス ズパエンシト^~
ルクセンブルク語の発音方法
ドイツ語と同様、文字通りに読まない事が多い。
「äi」=「エー」
mäin=メーイン
「ä」=「エ」
Häerz=ヘアツ
「er」=弱い「ア」
Häerz=ヘアツ
「z」=「ツァ」
Häerz=ヘアツ
「ss」=「ス」
ass=アス
「s」=「ズ」
spréngt=ズパエンシト
「r」=弱い「ア」
spréngt=ズパエンシト
「é」=「エ」
「é」の上の「/」の記号につられて「エー」と読んではいけない!
「エー」と発音する文字は「ee」です。
spréngt=ズパエンシト
「g」=弱い「イ」
spréngt=ズパエンシト
ルクセンブルク語を分析するとこうなる
「Ah」=「アハ」
Ah^~ mäin Häerz ass spréngt^~
アハ^~メーイン ヘアツ アス ズパエンシト^~
こころぴょんぴょんのドイツ語の場合・・・
「Ach(アハ)」と訳されている。
「ch」はのどから「ハッ」と吐き出す発音。
でも、ルクセンブルク語の「ch」は「シ」になってしまう。
(正確に言うと、英語「she」の「sh」の音)
ドイツ語「Ach」をルクセンブルク語として発音すると「アシ」になってしまう。
なので「Ah」と訳した。
たかが感嘆詞だけでこんなに語ったのはルクセンブルク語が初めてかもしれない。
「mäin」=「私の」
Ah^~ mäin Häerz ass spréngt^~
アハ^~メーイン ヘアツ アス ズパエンシト^~
「mäin」は英語で言う「my」の意味がある。
この次の「Häerz(心)」が中性名詞。
なので「mäin」の形は中性としての「mäin」になる。
(形は変わっていないが・・・)
「Häerz」=「心」
Ah^~ mäin Häerz ass spréngt^~
アハ^~メーイン ヘアツ アス ズパエンシト^~
「Häerz」は「心」を意味する名詞。
名詞のタイプは「中性」です
「ass spréngt」=「ジャンプしている」
Ah^~ mäin Häerz ass spréngt^~
アハ^~メーイン ヘアツ アス ズパエンシト^~
「ass spréngt」を英語で言うなら「is jumping」みたいなモノ
「spréngt(ジャンプする)」の補助的な動詞として「ass(~である)」がセットで使われる。
「ass spréngt」を言語学者の大好きな言葉で説明すると
直説法・現在形・三人称・単数になる
動詞の活用表は以下になる。
ルクセンブルク語訳のまとめ
Ah^~ mäin Häerz ass spréngt^~
アハ^~メーイン ヘアツ アス ズパエンシト^~
を日本語に直訳すると
アハ^~私の心がジャンプしている^~
・・・あれ?
「Häerz」って文の途中だから「häerz」って書くべきじゃないの?
って思ったアナタ!
ルクセンブルク語やドイツ語の場合、名詞は必ず「大文字で始まる」というルールがあります。
文の始めでも、途中でも、終わりでも常に「Häerz」と書く。
別に書き間違いではないです。