私が2019年に学んだ外国語を整理して分かった事~競争心は捨てろ!

もう早いもので2020年。

お正月は暇すぎてやることが無い・・・

なので、去年2019年に学んだ外国語を整理・考察してみた。




2018年版はコチラ

ある語学マニアが2018年で学んだ言語を紹介するよ!

私が2019年の時に熱心に学んだ外国語

熱心に学んだ言語は3つだけ

いつもは10言語以上も学ぶ私なのだが・・・
去年(2019年)に「熱心に」学んだ言語は3つだけ

 


・アラビア語(1~2月)
・ポーランド語(2~10月)
・ウェールズ語(9~12月)※今も継続中


 

ポーランド語学習が10か月も続くとは思わなかった・・・
(結局は勉強を止めたけど)

アラビア語(1~2月)

「こころぴょんぴょん」のアラビア語訳を分析してみた

ポーランド語(2~10月)

「こころぴょんぴょん」のポーランド語訳を分析してみた

ウェールズ語(9~12月)

「こころぴょんぴょん」のウェールズ語訳を分析してみた

その他、かじった言語

6言語を軽く勉強した

思いつく限り、ざーっと上げてみた。


・グルジア語(ジョージア語)
・ロシア語
・ブルガリア語
・セルビア語
・中国語(繁体字)
・倉頡輸入法(そうけつゆにゅうほう)


グルジア語(ジョージア語)

「こころぴょんぴょん」のグルジア語(ジョージア語)訳を分析してみた

ロシア語

「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」のロシア語訳を分析してみた

ブルガリア語

「こころぴょんぴょん」のブルガリア語訳を分析してみた

セルビア語

「こころぴょんぴょん」のセルビア語訳を分析してみた

中国語(繁体字)

ポケモン剣盾を中国語(繁体字)でプレイしてみた(その1)

倉頡輸入法(そうけつゆにゅうほう)

「こころぴょんぴょん」の倉頡輸入法を分析してみた

その他の言語一覧

以下に70言語以上まとめてあるから、参考にしてクレメンス

色々な言語で翻訳された「こころぴょんぴょん」を解読してみた




一年間で学んだ外国語を整理して分かったこと

外国語の取得にはものすごく時間がかかる

1つの言語をしっかり身に着けるためには「5~10年」はかかる。

※「しっかり身に着ける」=英語力と同等、またはそれ以上

 

語学は、本当に時間がかかる。

その「時間がかかる」の意味を、私はやっと理解してきたように思う。

外国語を身に着ける上で邪魔になるのが「競争心」

若い人ほど「競争心」が強い傾向が高いように思う。

 

「競争心が強い」のメリット・デメリットを挙げると・・・


メリット:一時的な成長のスピードが速い
ぐんぐん伸びるタイプですね

デメリット:すぐに挫折する
どこかで行き詰って、ポキンと折れてしまうんですね。分かります?


高い競争心を5年以上も保てると思う?

先ほど、1つの言語を身に着けるのに「5~10年」はかかると言った。

 

じゃあ、「競争心が強い」の状態を保ったまま「5年以上」も1つの外国語に打ち込めると思う?

プロ野球とか、オリンピックに出れるような超人なら可能かもしれない。
だけど、ほとんどの人は5年も持たない。

 

1つの外国語を3か月以上も勉強できれば上出来。
でも、それ以上の期間になるとキツイ。

あの語学マニアの私ですら、ポーランド語学習は10か月間しか続かなかったんだし。

競争心を捨てたほうが語学は長続きする!

私は、2019年にポーランド語学習を10か月間以上勉強してきた。
だけど、途中でやめてしまった。

 

ようするに、語学マニアにありがちな挫折なんですが・・・

なぜ挫折したのか??

 

今までのポーランド語学習を振り返ってみると・・・
「競争心」を持って勉強していたように思う。

 

要するに


・早くポーランド語の力を伸ばしたい!
・ほかのポーランド語学習者を追い越したい!
・ポーランド語がうまくなって「俺TUEEEE」したい!


という意識高い系の考え方を持っていた。

 

だけど、そんなプライドの高い考え方は長く持たない。
どこかで苦しくなって、ポキッと折れてしまう

 

こうしてポーランド語学習を挫折した自分を振り返ってみると・・・

語学に「競争心」を持ち込まない方がいい

と分かってきた。

 

「競争心」が無ければ、語学力が伸びるスピードはガタ落ちだけど・・・

その分、他の人と競って苦しくなる要素が無くなる。
よって長続きしやすい(と思う)

外国語は他の人と競う為の道具ではない!

なんだ当たり前じゃん!

 

と思っていた私も、外国語を他の人と競う為の道具にしていた。

自分が反論していたことを、知らず知らずのうちにやってしまった・・・
心理的な矛盾?

 

そもそも、外国語能力は他の人と比べるものではない。
自分自身で語学力が十分に運用できればそれでいいじゃない?

 

例えば、今の私の中国語力は、ガチ勢から見れば中途半端だと思う。

 

そんな低レベルな私の中国語力でも・・・

ポケモン剣盾を中国語でプレイした時に出てきたテキストをスラスラ翻訳できる。
(わからない単語はネットで調べたんだけどね)

 

以下の記事なら30分程度で翻訳、PCへテキスト入力完了できた。

ポケモン剣盾を中国語(繁体字)でプレイしてみた(その60)

なので、今の私の中国語力はこれで問題ない。

 

・・・ね?
語学力は、他の人と競う要素なんてどこにも無いでしょ?

若い人こそ競争心を捨てる事をオススメします!

若者は他の人と競争したがる

私は、もう30歳を超えたおっさん。
そろそろ「最近の若い者は~」みたいな嫌味を言える歳だと思う。

 

そんな私が10代~20台の人を見ると


競争心が強いなぁ~
若いなぁ~


と懐かしく思うようになった。

 

そう言う私も10代~20代の頃は競争心が強かった。

常に

「ほかの人よりも優位な位置に立ってやる!」

みたいな意識高い事ばかり考えていた。

なぜ若い人は競争心が強いのか?

私の経験論だが・・・

 

10代の若い人は、ちょうど学校教育を受けている段階。

教育のおかげで、若い人は他の人と競争する事を学ぶ。
例えばテストの成績とか、体育の体力テストとか・・・

特に同じ年齢の人だから、ますますライバル感が強くなってしまう。

 

若い人は、常に競争させられる環境におかれている。

しかも「学校教育がおかしい!」と反論できない。
なぜならば、権力の高い「先生」という強敵がいる。

 

「先生」の言うことに逆らえば、罰せられる。
それが嫌だから、学生たちは知らず知らずのうちに「先生」の言いなりになる。

 

「先生」に怒られないためには、ほかの人よりもいい成績を取る!
そんな風にして、若い人たちはテストで良い点数を取る事こそが最善である

洗脳される。

 

つまり

「ほかの人と競争して勝つ」

という事が人生において大切な事だと洗脳させられる。

 

だから、若い人ほど競争心が強い人が多いのではないか?
と私は思う。

競争心なんて仕事以外では不要!

競争心は「自分が生きるために必要!」な場合だけに限定した方がいい。
現代社会なら、会社で働いてお金をもらって生きているんだよね?

「お金を稼ぐ」時くらいは競争心を持って良い。
(そうしないと会社が潰れる)

 

だけど、仕事以外では競争心を100%捨てたほうがいい。

語学に限らず、他の趣味でも競争心は必須ではない。

 

常に「他人に勝つ事」ばかり考えていると、その趣味が苦痛になってくる。

 

だから「他人に勝つ事」を考えるのを止める。
「他人に勝つ事」から逃げて、自分が楽しめる事を見つける。

 

それが、趣味を長く楽しむ上で重要な事だと思う

 

他人と競うのは、仕事だけでええわ・・・

と思うようになってきた30代のおっさんからのアドバイスでした。