3年ぶりにウェールズ語を3時間復習したら、大体思い出した話

以前に1年以上ウェールズ語を熱心に勉強していた時期があった。

あれから3年以上勉強をさぼっていた私が、過去に覚えた単語や例文を改めて見直してみた。

そしたら、たったの3時間でウェールズ語の知識がよみがえってきた話。
完全にウェールズ語のリハビリはできてないけど。




前回の記事

フィンランド語の勉強は7年ぶりらしい。

7年ぶりにフィンランド語が知りたくなったのでAnkiアプリを確認してみた

ウェールズ語は、フィンランド語のブランク期間7年半分に相当する3年ぶりなので、覚えている量も半分・・・な訳ないか。

ウェールズ語って何?

語学マニアでも存在を忘れられる言語

イギリスは英語のイメージが強すぎて、他の言語を完全に忘れ去られている

「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」のウェールズ語訳を修正してみた

ウェールズ語以外だと、スコットランド語も(一応)有名
(スコットランドの英語では)ないです

アイルランド語の方が知名度が高い?

のは気のせい。

「こころぴょんぴょん」のアイルランド語を分析してみた

なお、ウェールズ語に近い言語として
「コーンウォール語」も(ウェールズ語学習者の間では)有名

英語だと Cornish(コーニッシュ)

 

なお、「コーンウォール語」について日本語で書かれた語学書は出ていない。
絶滅危機だから、しょうがないね。

過去に書いたウェールズ語講座

テレワークだった時期に、暇だったからスプラトゥーン2をやりながらウェールズ語講座の記事を書いていた。

ウェールズ語講座その10~ynの用法まとめ

中川「全部同じ yn(アン) じゃないですか!?」

Ankiアプリの学習歴を見てみた

3年前に勉強を止めた模様

これを世間一般では「挫・折(Za・SeTsu)」と言う。

 

2021年2月21日を最後に、ウェールズ語に手を付けていない模様。

 

ちょうど3年以上前になるんだなぁ~
なつかしいわ~

単語+例文で4000個も入れていた

例文だけで2000個もありますねぇ~

 

 

ウェールズ語単語はこんな感じ。

 

例文はこんな感じ。

 

ウェールズ語の発音を復習してみた

過去に書いた記事を読み返す

えっと、過去にウェールズ語の発音を書いた記事はどれだっけ・・・?

ってアレコレ探していたら、すぐに見つかった。

ウェールズ語講座その3~英語の知識では分からないウェールズ語の発音

注意すべき発音

私が3年以上前に書いた記事からコピーした。


u=イ(「ウ」ではない!)

w=ウ(母音)

y=ア or イ(母音)

c=カ(「k」の音)

f=ヴ(「v」の音)

ff=フ(「f」の音)

ph=フ(↑の「ff」と同じ)

dd=ズ(thisのthの音)

si=シ(shの音)

ll (=LL) =シ(「L」と発音する舌の形で「サシスセソ」と発音)

rh=フル(強く息を出しながら「r」と発音)


 

改めて見て、すっかり忘れていた発音は
si=シ(shの音)

例:siarad(シャラド)=話す

 

なお、ノルウェー語だと「rs」「シ(sh)」の発音になる。
例:norsk(ノシュク)=ノルウェーの

「こころぴょんぴょん」のノルウェー語訳を分析してみた

他の発音は、なーんとなく覚えているような、忘れたような・・・

注意すべきなのは、母音「y」

「y」は子音「ヤ」ではなく母音ね!

音節の位置によって「ア」「イ」2通りの発音をする。

 

ルールを3行でまとめると


・最後の音節にある場合→「イ」
・それ以外の音節→「ア(ə)」
・特定の単語→「ア(ə)」


 

上記3行に対応する例を以下に挙げる


byr(ビル)=短い

ysgol(アスゴル)=学校

y(ア)=その


二重母音がたくさんあるが、難しくない

ウェールズ語のニューエクスプレス・・・
はまだ出版されていない。
アイルランド語のニューエクスプレスはある

 

なので、「ウェールズ語の基礎(永田・小池)著」の語学書を読み返してみた。

 

二重母音の量が膨大だけど・・・
基本的には、二重母音の「後ろ」の部分をやや長く発音するらしい。

 

例えば、二重母音「ae」「アエとよむ

例:mae(マエ)=~です

 

どこぞやの言語のように、二重母音になると全く別の音になるような事例はウェールズ語には無いので安心してほしい。

「こころぴょんぴょん」のフランス語訳を分析してみた

 

二重母音「ei」は、他のヨーロッパ言語に慣れ切っちゃうと「アイ」って読みたくなるけど・・・
ウェールズ語では、そのまんま「エイ」って読む。

例:reis(レイス)=米

 

なお、「eu」「エイ」と読むので注意!
ウェールズ語の「u」は母音「イ」だから・・・(震え声

例:teulu(テイリ)=家族

母音の長短は、あまり気にしない

母音の上に「へ」みたいな記号を付けて長母音を示す語学書もある。


â=アー

î=イー

ŵ=ウー

ê=エー

ô=オー

ŷ=イー


 

だけど、ほとんどの場合は「へ」みたいな記号は付けない。

「a」・「â」どちらも「ア」と発音してOKらしい。




ウェールズ語の単語を読み返していた

1000語の単語リスト

今から4年前に、自分で単語リストを作ってブログにUPしていた。

ウェールズ語の基礎1000語リスト

あれから4年経った今の私が読み返すと・・・

ウェールズ語復帰者である私の為に「カタカナ読み」は付けて欲しい・・・

 

白水社のポーランド語辞書にある見出しの単語は全部「カタカナ読み」が付いているんだからさ~

白水社ポーランド語辞典[新装版]

特に長すぎる単語は無いみたい

私は、アラビア語やヘブライ語に慣れ切っているので長い単語が苦手

ニコニコ大百科にある「心ぴょんぴょん」の現代ヘブライ語訳を修正してみた

なぜならば、アラビア語やヘブライ語は
三語源(さんごげん)
というシステマティック的な考え方がある為、単語の最長の長さがあらかじめ決まっている。

ヘブライ語における三語源を説明してみた

 

その枠内に「決まった文字」+「三語源の文字3つ」をはめ込むだけ

だから、アラビア語やヘブライ語起源の長すぎる単語は存在しない。

 

例外的に、語源が5文字から成る単語なら、ちょっと長い単語になるが・・・

 

フィンランド語の
appelsiinimehun(アッペルシーニメフン)=オレンジジュース

みたいに極端に長くなることは無い!

 

では、ウェールズ語はどうだろうか?

1000語リストの範囲内で眺めた限り、フィンランド語みたいに異常に長い単語は無いみたい。

長くなる単語もあるが・・・

adeiladoedd(アデイラドエズ)=建物(複数形)
だと、長い単語(?)に見えるかもしれない。

 

だけど、それは複数形
単数形の語尾に4文字の「oedd」が付いただけ。

 

元の形は
adeilad(アデイラド)=建物

 

ね?フィンランド語みたいに長くないでしょ?

 

え?
llongyfarchiadau (ソンガファルヒアダイ)=おめでとう
は長いって?

 

それ、単語じゃなくて慣用句だから、知らない子ですね・・・

ここがヘンだよ!ウェールズ語

malio(マリオ)=~する考えがある,mind

マリオカートに出てくる、Mマークの赤い帽子をかぶったヒゲおじさんとは関係ない!

 

lori(ロリ)=トラック

ロリコンホイホイしそうな乗り物である

 

oll(オス)=全て、all

オッスお願いしまーす!

 

achos(アホス)=なぜならば、because
日本語の「アホス」は「アホ」と同じ意味で使われる2ch用語らしい

 

ちなみに、以下の動詞もある
achosi(アホシ)=引き起こす
アホ丸出www

 

arno(アルノ)=彼の上に
有るの?

 

cael(カエル)=得る、get
買える?カエル?

 

call(カス)=賢い
英語の「コール」ではありません。
あと、「アフィカス」の「カス」とは関係ない

 

cas(カス)=不快な
こっちは、本当の「カス」の意味に近い

 

carw(カル)=鹿
鹿を「狩る」で覚えれそう

 

dall(ダス)=見えない、blind
人形の「ドール」ではない!

 

do(ド)=はい
英語の「do(ドゥー)」ではない

 

er(エル)=~だけれども,though

ノルウェー語やっていると「er」be動詞「アル」に見えちゃうんだよなぁ~

 

gall(ガス)=~できる,it can
気体の「ガス」ではない!

 

go(ゴ)=かなり、rather
「電車でGO!」とか「碁」ではない!

 

her(ヘル)=挑戦
英語のher(ハー)とか、ノルウェー語のher(ハール)とは別
ちなみに、ノルウェー語だと「こ↑こ↓」の意味になる。これ豆な

 

hi(ヒ)=彼女
英語のhe(ヒー)と似ているけど、女性を表す人称代名詞である

 

ill(イス)=彼ら
病気のill(イル)ではない!

 

is(イス)=より低い
英語の is(イズ)ではない!

あと、座る椅子とも関係ない。

 

lan(ラン)=上、up
私のブログは、有線LANでupしております

 

llong(ソング)=船
「long」と似たスペルだけど、発音は「song」に近い

 

naddo(ナゾ)=いいえ  (※wediの過去形)
謎?なぞなぞ?

 

plant(プラント)=子供たち,children
子供たちは植物だった・・・?

 

ウェールズ語のplant(プラント)は「biim兄貴チルドレン」で覚えよう!

ちなみに、単数形plentyn(プレンティン)

 

pen(ペン)=頭、head
ペンで頭を表すらしい

 

tost(トスト)=痛む
パンの「トースト」ではない!

 

pen tost(ペン トスト)=頭痛
「ペンのトースト」じゃないよ!
筆記用具をどうやって焼くんやねん!

 

sail(サイル)=基礎
「セイル」(帆)は、基礎が大事だってハッキリわかんだね

 

son(ソン)=言及する、述べる, mention
息子は言及する・・?

 

taro(タロ)=打つ、hit

ポケモンに「タロ」という可愛い男の子トレーナーがいますね。

 

タロ ポケモン 画像検索

 

testun(テスティン)=主題、subject
テストとは、主題である

 

to(ト)=屋根
戸と屋根って、どっちも家に付いているものだから迷っちゃう

俺でなきゃ見逃しちゃうね

 

ton(トン)=波
波の重さは1トンです

 

wn i(ウ ニ)=私は、知っている,I know
海で取れる「ウニ」とは関係ない!

 

ウニ・・・じゃなくて、wn i について、語学書を読み返したところ

wn(ウン)は「知っている」を意味する動詞であるgwybod(グゥィボド)がベースになっている。

BOD構文ではなく、屈折構文になるとgwybodの形が変化する(=活用する)

ウェールズ語講座その28~動詞はコロコロ変わる

gwybod現在形・1人称・単数gwn(グゥン)

gwn(グゥン)で「私は知っている」の意味。

更に、口語だと最初の子音 g」 脱落することが多い
よってgwn(グゥン)→wn(ウン)になる

 

yr(アル)=その、the
「有る」「あるあるwww」とは別

ウェールズ語の例文も読み返してみようか

「Mae」で始まる例文が多い

mae(マエ)は「前」ではなく、be動詞みたいなもの。

「~です」を示す「BOD構文」であることは、今でも覚えている。

 

Ankiの例文をabcd順にソートすると

「mae~」で始まる例文が大量に並ぶので、maeで始まる例文を分類してみた

mae + 名詞

物の存在を示すフレーズ

 

Mae e acw
マエ エ アクゥ
彼は あそこに 居ます

↑の「e(彼)」が名詞の部分
「e(彼)」の存在を示している。

 

Mae bara blasus yn y gegin
マエ バラ ブラスィス ア・ナ ゲギン
おいしいパンが、台所にあります

↑の例文も「bara(パン)」が名詞の部分
次の「blasus」は「おいしい」の意味

 

Mae amgueddfa yn y pentre ‘na
マエ アムギエズファ ア・ナ ペントレ・ナ
あの村に、博物館があります

↑の例文だと「amgueddfa(博物館)」が名詞の部分

mae + 名詞 + yn

「~は…です」の構文

 

Mae e’n fancwr
マエ エン ヴァンクゥル
彼は、銀行員の中にいる
=彼は銀行員です

mae + 名詞 + ar

状態を表す表現に使われるらしい

 

Mae annwyd arna i
マエ アニュウィド アルナ・イ
風邪が、私の上にある
=私はカゼをひいている

 

Mae annwyd ar fy ngwraig i
マエ アニュウィド アル ファ・ングゥライグ イ
私の妻は、カゼをひいている

mae + ar~ + 名詞

前置詞ar(アル)が先に来る例文もある。

 

mae arnat ti ddeg punt i mi
マエ アルナ・ティ ゼグ ピント イ ミ
私の10ポンドが、アナタの上にある
=あなたは私に10ポンドの借りがある

「arnat」「ar」二人称・単数になったもの
「arnat ti(アルナ・ティ)「アナタの上に」の意味

最後の「i mi(イ ミ)は英語だと「of me」
「私の」の意味になる。

mae + 名詞 + ‘da

‘da(ダ)」は「~と共に」の意味。
元の形はgyda(ギダ)

 

Mae bara ‘da fi
マエ バラ ダ ヴィ
パンが、私と共にある
=私はパンを持っている

↑の例文だと「bara(パン)」が名詞の部分

 

Mae pen tost ‘da fi
マエ ペン トスト ダ・ヴィ
頭痛が、私と共にある
=私は、頭痛がする

↑の例文だと「pen tost(頭痛)」が名詞の部分
pen tostで「頭+痛む」

最後の「’da fi (ダ ヴィ)の部分は「arna i (私の上に)」はダメらしい。

 

以下は同じ病状の表現だけど、「arna i(私の上に)が使えるケース

mae peswch arna i
マエ ペスゥフ アルナ イ
私は咳が出る(I’ve got a cough)

mae + 名詞 + yn + 動詞

動詞を使った「~は…する」の構文

 

mae e’n mynd
マエ エン ミンド
彼は行く中の状態に居る
=彼は行く(he goes)

e(エ)は「彼」

e’n(エン)の「’n」の部分は「yn(アン)と同じ
yn(アン)の後に動詞 mynd(行く) を置いて、動作を表す。

 

Mae dy dad di’n siarad Cymraeg
マエ ダ ダド ディン シャラド カムラエグ
君の父は、ウェールズ語(Cymraeg)を話す中の状態に居る
=君の父は、ウェールズ語を話すんだ

di’n(ディン)の「’n」の部分が yn(アン)
yn(アン)の後に動詞を置いて、動作を表す。

mae + 名詞 + yn + 形容詞

形容詞を使った「~は…である」の構文

 

mae e’n dda
マエ エン ザ
彼は、良い状態の中に居る
=彼は、良い(he’s good)

e(彼)の後に「yn」がくっついて「e’n」と略している。

 

mae e’n well
マエ エン ヴェス
彼は、より良い状態の中に居る
=彼は、より良い(he’s better)

well(ヴェス)は、英語のwell(上手に)とスペル+意味が似ているのでややこしい・・・

 

Mae hi’n hardd
マエ ヒン ハルズ
彼女は、美しい状態の中に居る
=彼女はキレイです

hi(ヒ)は彼女。
英語の「彼」を意味するhe(ヒー)とは関係ない!

ポケモン剣盾の女主人公で学ぶウェールズ語(mae hi’n giwt)

Mae dy fam di yn hardd
マエ ダ ヴァム ディ アン ハルズ
君のお母さんは、美しい状態の中に居る
=君のお母さんはキレイだね!

動詞を使う構文だと di’n(ディン)になっているが、
形容詞を使う場合は、省略せずに di yn(ディ アン) と書く。

mae + 名詞 + wedi + 動詞

動作の完了を表すらしい

 

Mae e wedi mynd
マエ エ ウェディ ミンド
彼は、行ってしまった(he has gone)

 

Mae hi wedi dod
マエ ヒ ウェディ ドド
彼女は、来てしまった(she has come)

mae + eisiau

「~したい」という欲求を表現する構文らしい

 

Mae eisiau bwyd arni hi
マエ エイシャイ ブウィド アルニ・ヒ
彼女の上に、食べ物が欲しい状態である
=彼女は、空腹です

bwyd(ブウィド)=食べ物

mae + hi’n + 天候

天気を表す時は、主語を「hi(彼女)にする。
「e(彼)ダメらしい・・・

どーりで「mae + hi’n~」で始まる例文が多い訳だ。

 

Mae hi’n gymylog
マエ ヒン ガマログ
曇りの中の状態に居る
=曇っています

ウェールズ語講座その20~天気を表す表現

mae + rhaid i + 動詞

「~しなきゃ(使命感」という義務を表す構文

 

Mae rhaid i Aled fynd.
マエ フライド イ アレド ヴィンド
アレッドは行くことの義務状態になっている
=アレッドは行かなければならない

 

Mae rhaid iddo fe fynd
マエ フライド イゾ ヴェ ヴィンド
彼は、行かなきゃ(使命感

 

Mae rhaid i ni ddysgu
マエ フライド イ ニ ダスギ
私たちは学ばなきゃ(使命感

 

Mae rhaid i ti fwyta
マエ フライド イ ティ ヴウィタ
君は食べなきゃ(使命感

mae + yn + 形容詞

英語の「it is~」構文

「mae yn」がくっついてmae’n(マエン)になる

 

mae’n biti
マエン ビティ
悲しいなぁ…(it’s a pity!)

mae + yn + 形容詞 + 動詞

「~することは…です」構文

 

mae’n anodd dweud
マエン アノズ ドゥエイド
言うことは、難しい(it’s hard to say)

mae + yn +名詞

時刻を言う時に使う表現

 

Mae’n bump o’r gloch
マエン ビンプ オル グロフ
5時です

bump(ビンプ)=「5」
元の形はpimp(ピンプ)

o’r gloch(オル グロフ)は、英語の「o’clock」に相当する。

 

Mae’n hanner dydd nawr
マエン ハネル ディズ ナウル
今、正午です

hanner(半分) + dydd(日)で「正午」の意味

mae + yr~

mae(マエ)の直後に定冠詞yr(アル)が来るとmae’r(マエル)になる

なお、yn(アン)とyr(アル)は全く別の単語なので注意!

 

mae’r dyn yn rhedeg
マエル ディン アン フレデグ
その男は、走っている(the man is running)

↑は「mae+(yr+名詞)+yn+動詞」の構文

 

mae’r llyfr fan hyn
マエル シヴル ヴァン ヒン
その本は、こ↑こ↓にある(the book is here)

↑は「mae+(yr+名詞)+場所」で、存在を示す構文

 

mae’r llyfr yn gostus
マエル シヴル アン ゴストゥス
その本、高すぎィ!(the book is expensive)

↑は「mae+(yr+名詞)+yn+形容詞」の構文

mae + 名詞 + yn + 目的語 + yn

要するに「VSO yn C」構文
ウェールズ語を知らない兄貴にとっては複雑なので、読み飛ばしてOK

 

Maen nhw’n galw New York yn Efrog Newydd
マエ・ヌゥン ガルゥ ニュー・ヨーク アン エヴログ ネウィズ
彼らはニューヨークを「Efrog Newydd」と呼ぶ

 

文を区切って整理してみた↓

Maen nhw’n galw New York
マエ・ヌゥン ガルゥ ニュー・ヨーク
彼らはニューヨークを呼ぶ

 

上記が、「VSO yn C」構文の「VSO」の部分。

まぁ、日本からリアルで「ニューヨーク」を呼んだらとんでもない事になりますね。
(ニューヨークが東京へテレポート移動するSF的な話)

 

で、「ニューヨークを…」の「…」の部分が
「VSO yn C」構文の最後の「yn C(補語)」の部分

最後の「yn C(補語)」の部分が↓

yn Efrog Newydd
アン エヴログ ネウィズ
「Efrog Newydd」として~

 

「VSO」+「yn C」にして
Maen nhw’n galw New York yn Efrog Newydd
マエ・ヌゥン ガルゥ ニュー・ヨーク アン エヴログ ネウィズ
彼らはニューヨークを「Efrog Newydd」と呼ぶ

 

・・・とまぁ、ウェールズ語未学習者には何の事かさっぱり分からんだろけど。

「おまえの次のセリフは」「はっ!」

なんで私はウェールズ語を理解できるのだろか?

冒頭でも述べたが・・
私は丸3年、ウェールズ語を一切勉強していない

 

にもかかわらず、過去に勉強したウェールズ語単語や例文を3時間くらい読みながらブログ記事を書いている内にどんどん思い出してきた!

 

遂には、一番最後の複雑な例文

Maen nhw’n galw New York yn Efrog Newydd
マエ・ヌゥン ガルゥ ニュー・ヨーク アン エヴログ ネウィズ
彼らはニューヨークを「Efrog Newydd」と呼ぶ

 

を文法的に理解して説明できるレベルまで回復した。

 

・・・まぁ、完全に自分のウェールズ語力は回復していないけど。
単語忘れまくりんぐwww

1年以上熱心に学んだ言語は忘れ去らない

1年以上かけて、4000パターン以上の単語や例文を学んだ状態であれば

 

たとえ3年以上放置したとしても・・

3時間かけて単語や例文を読み返せば、語学書を見なくても文法は大体思い出せる。細かい文法や単語は思い出せないけど。

 

私の経験上、「短時間」で「大量」に覚えた内容は・・・
勉強を放置した途端、すぐに忘れる。

語学力が急に伸びた人ほど、忘れるスピードも速いよ!っていう話

 

だけど、1年以上かけて熱心に覚える作業をやった経験があれば
3年経っても、勉強し直せば思い出せることが分かった。

 

倍の6年経ったらどうなるのかは知らんけど。

私は、あと45個の外国語を身に付けれる?

1年以上、熱心に学んでいた言語は一生忘れない。

ただし・・・
長期間勉強をサボって忘れた状態で、勉強し直せばすぐ思い出せるレベルの語学力ですが。

 

上記の(ヘボな)語学力を身に着けると仮定すると、

私が80歳まで生きるとして・・・
あと45年くらいの時間がある!

 

単純計算すると、あと45言語を身に付けれる計算になる!

自分が好きな言語じゃないと無理っス

45言語っていうのは、理想論ね!

 

実際に自分に興味の無い言語は見に付かないんですが・・・
私の場合、東南アジアとかインド系の言語はあまり興味が無い。

実際にその言語を熱心に学んでいる兄貴、すまんな

 

私はどちらかと言うと、アラビア文字を使うウイグル語とか、バスク語の方に興味がある。

「こころぴょんぴょん」をバスク語へ翻訳してみた

あとは、北のサーミ語とか。

「こころぴょんぴょん」をサーミ語(ラップ語)へ翻訳してみた

 

とりあえず、自分が好きな言語を1年以上必死に学んだ経験があれば一生忘れない!
(忘れたら、勉強し直して素早く思い出せるレベルの話)

 

私はウェールズ語と付き合ってきて、自分の忘れるスピードを客観的に見れたと思う。

 

好きな言語でも、まぁ忘れちゃってええで!
勉強し直して、すぐに思い出せればいいからwww

と開き直って、自分のやってみたい言語を学ぼうと思う。
(実際に新しい言語を学ぶとは言ってない)